
3人以上で話をしていると、何も考えずに楽しく会話できるのに、2人きりになると急に何を話してよいのかわからなくなりませんか?
私も昔は好きな人はもちろん、友達でも2人きりになると全く話せないタイプでした。
2人きりの時に沈黙になると気まずい雰囲気になりますよね。
そこでこの記事では2人きりになると話せなくなる理由と2人きりでも会話が続くトークテクニックを紹介しています。
友達でも好きな人でも2人きりの会話が気軽に楽しめるようになります。

寝る前に思い出して「あの時こんな話題を振ればよかった」「あの時こう言い返せばよかった」なんて自己嫌悪から解放されましょう。
友達でも2人きりになると話せない理由とは?
複数人だと自然に会話できるのに、2人きりになると急に話せないのは理由があります。
話せないのは主に3つの理由がありますので順番に説明していきたいと思います。
(1)緊張してしまう
2人きりになると話せない大きな理由の1つに「緊張」があります。
2人きりになると緊張してしまう原因は
- 会話が途切れたらどうしよう・・
- 沈黙が怖い・・
- 会話が続かないかも・・
このようなことを考えてしまうからです。
そして緊張すると頭が真っ白になって、話せないということになります。
適度な緊張感は大切なのですが、会話ができないほど緊張するのはなんとかしなければなりません。
(2)話題が出てこない
2人きりの会話になると話題が出てこなくなり話せいないという人も多いようです。
やはり3人以上いると、会話が途切れても誰かしらが話を切り出したりフォローしてくれます。
これが2人だと「自分が何か話さなきゃ」という思いが強くなり、頭が空回りして話題が出てこないということになります。
また、3人以上の複数人だと共通の話題が誰か1人にでもにあれば話題を振ることができます。
でも2人きりだと相手とピンポイントでの共通の話題を探す必要があるので、何を話せばよいかわからないということになります。
(3)会話が盛り上がるか不安
複数人で会話していると自然と冗談が言えるのに、2人きりになると当たり障りのない普通の会話しかできなくなるというのも話せない理由の1つです。
普通のことしか話していないと「盛り上がらないな」「相手は退屈に感じてるかな」と不安になってきます。
不安になればなるほど会話が空回りしてしまい、話が盛り上がりません。
そしてさらに不安になっていくという悪循環に陥ります。
このように会話が盛り上がるかどうかを不安に感じていると、何を話してよいかわからなくなり、何も話せなくなるということになります。

話題は頭の中に浮かんでいても「こんなこと話し出したらつまらないと思われるかも・・」と考えると黙ってしまうことがありますね。
会話が盛り上がらない人によくあるNGトークパターン
2人きりの会話が盛り上がらないという人にありがちなトークパターンがいくつかあります。
これは無意識のうちにやってしまいがちな、会話の続かないキャッチボールです。
2人きりの会話が上手くいかないという人は、以下のNGパターンに当てはまってませんか?
相手の意見を否定してしまう
相手の意見を否定するとそこで話しが途切れてしまい、会話が盛り上がりません。
Aさん「駅前にできたお蕎麦屋さんすごく美味しいらしいですね。」
Bさん「いや、お蕎麦といえば●●の方が美味しいんじゃないですか」
Aさん「まぁ確かに●●は美味しいですね・・・」
このように、「いや」「でも」といった否定から入ると会話は途切れやすくなります。
上の例ではBさんは駅前のお蕎麦屋さんについての知識がないので、お蕎麦屋さんという共通点で話を広げようとして別のお店の話を振っているのですが、Aさんからすると駅前のお蕎麦屋さんの話をしたかったのに別のお店の話にされてしまっては面白くありません。
この場合は「そうなんですね、入ったことはまだないのですが、外観もオシャレですよね。」というように駅前のお蕎麦屋さんの話を広げていくべきです。
上記の例のように、「いや」「でも」といった否定語で相手の意見を否定してしまうと、会話が盛り上がらないというケースがよくあります。
会話を盛り上げるためには「いや」「でも」などの否定語を一切禁止してみるのも1つの方法です。
つい自分の話にもっていってしまう
相手が嬉しかった事や悲しかった事などのエピソードを話してくれた後に、自分の話に持っていってしまうケースもよくある会話が盛り上がらないトークパターンです。
Aさん「こないだ居酒屋で頼んでもない料理が届いたから、「店員さんにこれ注文してませんよ。」って言ったら、「間違って作っちゃったんで食べて下さい」て言ってもらってラッキーだったよ!」
Bさん「へー、俺もこの間、牛丼屋さんで並盛りを頼んだら大盛りが届いてラッキーだったよ。」
Aさん「・・・」
このように他人のエピソードトークを自分の話に持っていくのは会話が盛り上がらないトークパターンです。
しかも上の例のように相手よりも内容が劣る内容で、自分の話へ持っていくのは最悪のパターンです。
会話を盛り上げるためには自分の話よりも相手の話をじっくりと聞いてあげることが大切です。
相手の課題を解決してしまう
相手に何かを相談された時に、すぐに解決策を話してしまうのも会話が盛り上がらないパターンの1つです。
Aさん「あしたのデートでどんな服を着ていくか迷ってるんだよね・・」
Bさん「相手は真面目そうだからパンツとシャツでシンプルなコーディネートがいいじゃない?」
Aさん「そうだね・・」
これは女性の人によくあるパターンで、Aさん(女性)は服を迷っていることについて共感して欲しいと考えています。
だからすぐに答えを言ってしまうのではなくて、まずは迷っていることに対して「わかる」と一緒に悩んであげることがポイントです。
しかもこのような場合は自分の中に答えは出ていたりするので、会話中に相手から出てきた答えに対して「それがいい!」と合わせてあげるだけでOKだったりします。
何か課題を相談された時は一緒に悩んであげることが、会話を盛り上げる1つ方法です。
2人きりでも楽しく話せるようになるための基本テクニック
会話を上手く続けるには基本的なテクニックがあります。
2人きりだと話せないという人は、このテクニックを実践してみて下さい。
基本的なテクニックを覚えておくだけで、見違えるように会話が続くようになります。
(1)とにかく相手の言葉を繰り返す
相手が話を切り出してくれたら、とくかく相手の言葉を繰り返すのが会話を続けるテクニックです。
Aさん「こないだ山梨県にキャンプに行ってきたんですよ。」
自分「へー、山梨県にキャンプですか。」
Aさん「ちょうどよいシーズンで夜も涼しくて気持ちよかったですよ。」
自分「いいですね。今はキャンプに丁度よいシーズンなんですね。夜も涼しいと気持ちがよいですよね。」
このように相手の言葉を繰り返して行きましょう。
相手の言葉を繰り返すことで、「そうなんですか」「いいですね」のような言葉だけで返事をするよりも、相手は自分の話を聞いてくれていると感じて、色んなことを話してくれやすくなります。
そしてここに「昼は暑くなかったですか?」「山梨県のどちらですか?」といった質問を入れるだけで、驚くほどスムーズに会話が続くようになります。
しかも相手は自分の話しをよく聞いてくれると感じるので、好印象を与えることもできます。
(2)「Yes、No」だけで終わらせない質問をする
相手に質問する時は「Yes、No」「はい、いいえ」だけ答えられる質問の仕方はNGです。
「魚釣りは楽しいですか?」よりも「魚釣りが楽しいのはどのような所ですか?」と質問した方が相手は長く答えてくれますよね。
そうすれば、その返答の中からさらに会話が広がるポイントを見つけることができます。
特に初対面の人や、それほど親しくない人と2人きりで話す場合にはこのポイントを意識して質問すると、会話が続くようになります。
(3)相手が気持ちよくなる聞き方をする
2人きりで話せない人は相手が話している時に次の会話の展開を考えすぎて自然な聞き方(リアクション)がとれていないケースがあります。
相手が話している時はしっかりと相手の会話内容に耳を傾けて自然にリアクションをとるようにしましょう。
相手が気持ちよくなる聞き方のポイントは以下の5点です。
- 基本は自然な笑顔で
- 笑う時は声を出して少しだけ大げさに
- 相手の名前を会話中にさりげなく入れる
- 相槌は相手の会話がひと段落してから
- 過度な相槌はNG
以上のポイントを意識して会話すると良いのですが、くれぐれも過剰にしすぎるのはダメです。
それほどでもない話しなのに手を叩いて笑ってみたり、相手が話している途中に過度に相槌を打ったりするのは相手に不信感を与えてしまい逆効果になります。
自然な笑顔や笑い方は鏡の前で練習するのも効果的です。

私はいつも洗面所で歯磨きをする時に鏡を見ながら自然な笑顔ができるように練習しています。自分の顔を見ながら笑う練習をすると自然な笑顔がつくれるようになります。
好きな人と2人きりで話せない時の対処法
友達だと2人きりで話せても、好きな人と2人だと話せないという人も多いと思います。
好きな人と2人きりだと好かれたいという気持ちが大きすぎて、何を話してよいかわからなくなってしまいますね。
そんな好きな人と2人きりの時の3つの対処方法を説明していきます。
沈黙を恐れない
沈黙は過度に恐れる必要はありません。
ずっとマシンガンのように喋り続ける人って、少し疲れたりしませんか?
人には色んなタイプがありますが、意外と沈黙が嫌じゃないという人も多いものです。
またデートで1日一緒にいる時なんかは、適度な沈黙は会話を頭の中で整理するのに必要です。
会話がない時は風景を楽しめばいいやくらいの気持ちが大切です。
笑顔を忘れない
自然な笑顔をキープするのも好きな人と会話をするのには大切なポイントです。
好きな人と2人きりでいると緊張して、つい顔がこわばったり無表情になってしまいます。
あなたが無表情でいると相手も「自分といると楽しくないのかな?」「自分のことが嫌いなのかな?」と不安になって、ますます会話がなくなってしまいます。
自然に笑顔を見せることで相手も話題を振りやすくなりますので、気をつけましょう。
緊張していることを素直に伝える
思い切って緊張していることを素直に相手に伝えるのも1つのテクニックです。
好きな人から緊張していることを伝えられて嫌な気持ちになる人はいないでしょう。
むしろ緊張してくれていることに嬉しさを感じるはずです。
どうしても2人きりで話せない時は、緊張していることを相手に伝えてみましょう。
身だしなみと臭いエチケットも忘れずに
2人きりで話せるように練習しても身だしなみに清潔感がなかったり、臭いがキツいと、絶対に会話は盛り上がりません。
特に口臭には要注意です。
「口臭ケア」についてのアンケートで、他人の口臭が気になる時の回答ではダントツ第1位が「1対1で話している時」でした。
引用元: 「口臭ケア」に関するアンケート/ネットリサーチDIMSDRIVEの公開アンケート調査結果【DIMSDRIVE】
さらにこちらのアンケートで他人の口臭が気になった時には「息をとめる」「その場を離れる」といった回答が多く、会話どころではなくなってしまうことがわかります。
口臭は自分では気がつきにくい部分でもあるので、日頃からしっかりと対策しておくことが大切です。
私は口臭対策にいつもエチケットサプリを飲んでます。
エチケットサプリは口の中からの臭いだけでなく、体の内側からくるドブのような臭いにも効いてくれるのでとても助かっています。
長年愛用しているブレスマイルは朝と夜に1粒ずつ飲むだけで、1日中口臭を気にせず過ごせるようになりました。
口臭が気になる人はぜひ試してみて下さい。
少しずつ2人きりの会話を楽しめるように練習しましょう
ここまで、2人きりで話せない理由と会話を続けるトークテクニックを紹介してきました。
いきなり、会話が上手くなるというのは難しいと思いますが、このページで紹介したトークテクニックを意識して会話すれば少しづつ話せるようになるはずです。
2人きりになるのを恐れないで、練習のつもりで頑張っていきましょう。
会話が楽しくなれば、雰囲気も明るくなって、あなたの環境も良い循環で上向きになりますよ。