口からアンモニア臭がしたら尿毒症の恐れがあります。
口臭にはいくつかの種類の臭いがあり、腐った卵の臭いだとか、腐った玉ねぎの臭いなどあります。その中でアンモニアの臭いがする場合があります。アンモニアと言えば尿の臭いで口臭としてはかなりキツい臭いの部類に入ると思います。そんな口からアンモニア臭がする人は尿毒症という病気の恐れがあるので要注意です。
尿毒症とは
尿毒症とは腎機能がかなり低下してしまい、通常、老廃物として尿や便として排出されなければならない物質が体内に溜まってしまう症状のことをいいます。尿毒症を放置してしまうと、死に至る大変危険な症状です。
尿毒症の自覚症状は
- 顔がむくむ
- 皮膚のかゆみ
- 貧血により顔色が悪くなる
- 視力の低下
- 鼻血
- 食欲不振、吐き気、下痢
などの症状があらわれます。
尿毒症と口臭
尿毒症になっていると通常尿として排出されるアンモニアが体内に蓄積されてしまいます。そのアンモニアが血液に吸収され体内をめぐることになります。そして肺までまわると呼吸としてアンモニア臭が口臭で発せられてしまうのです。
口からアンモニア臭がしたらすぐに病院へ
昔はいちど尿毒症にかかってしまうと健康な体へ回復するのは難しいと言われていました。しかし現在は血液透析や、腎臓移植によって生存率も上がってくるようになってきました。もし自分の口臭がアンモニア臭だと指摘されたり、周囲の人でアンモニア臭がするような場合はすぐに病院に行き診察してもらうようにしてください。尿毒症のような大変な病気の恐れもありますし、その他にも肝臓や腎臓の病気にかかっている可能性もあります。
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